なぜ myFirst Fone の位置情報に誤差が生じるのか?
myFirst Foneの位置情報を確認した際に、 「道路の反対側に表示される」「数メートル〜数十メートルずれている」 といったケースが発生することがあります。 これは故障ではなく、GPS(衛星測位)の仕組み上起こり得る現象です。 ここでは主な原因をわかりやすくご説明いたします。
① 高層ビルによる電波の反射(マルチパス)
都市部では、GPSの電波がビルの壁面やガラス、車両などに反射してから届くことがあります。 反射した電波を受信すると、実際より遠い距離として計算され、位置がずれる場合があります。 特に高層ビルが密集するエリアでは発生しやすい現象です。
② 衛星の見え方(配置)の影響
myFirst Foneは複数の衛星を使って位置を算出します。 しかし、建物により一部の衛星が遮られたり、衛星が特定方向に偏ったりすると、 計算精度が低下します。
日本では「みちびき(準天頂衛星)」も利用可能ですが、 ビル街では完全に誤差を防ぐことはできません。
※2026年2月時点でmyFirst Foneは「みちびき(QZSS)」には対応しておりません。
③ 屋内や地下での測位
GPSは屋外で最も精度を発揮する技術です。 屋内・地下では衛星電波が弱くなり、携帯基地局やWi-Fi測位に切り替わる場合があります。 そのため、数十メートル単位での誤差が発生することがあります。
④ 民生用GPSの精度範囲(目安)
- 開けた屋外:3〜5m程度
- 住宅地:5〜10m程度
- 高層ビル街:10〜30m以上の場合あり
道路幅は5〜20m程度のため、 道路の反対側に表示されることは理論上あり得る範囲です。
故障ではないケースがほとんどです
位置情報の誤差は「衛星が移動しているから」「通信が遅いから」という理由ではありません。 主な原因は、建物による遮蔽、電波の反射、環境条件によるものです。
より安定して確認するためのポイント
- できるだけ屋外で確認する
- ビルに囲まれた場所では数回更新を待つ
- 一定時間後に自動補正される場合がある
補足: 都市部では特に誤差が発生しやすい特性がありますが、 数メートル単位のずれは正常範囲内である場合がほとんどです。 安全確認の目安としてご利用ください。
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更新日:2026-02-12(JST)